決して日当たりが良いとはいえない東南に窓のある部屋の温度は、午後3時半現在、34.8度。扇風機の風を支えに、何とか入力の山場を越しました。

友人の訴訟の支援会の事務をしています。


直接、事務局のアドレスに「賛同人になります」と送信してくださる方法は、アドレスをそのまま支援会作製の名簿に貼り付ければいいのですが、原告が集会等に出向いて行く場合は、賛同人申し込み用紙に手書きしてもらうことになります。このアドレスを判読するのが結構難しいのです。ハイフォンなのかアンダーバーなのか、nなのかhなのか、nなのかmなのか、uなのかvなのか、
etc


お名前は悪筆
(失礼!)であっても、漢字や仮名ならなんとか解読できます。幼少の頃からアルファベットの世界で生きている人は、多分、私が漢字や仮名を判断するのと同じくらいアルファベットを解読できるのでしょう。育ってきた言語環境の存在は大なり…というところです。


この会は、
Web上で活動するので、そのアドレスに送信できないと困ります。あれこれ解読して送信し受信されたときの嬉しさ。逆に何度も「デリバリーできませんでした」と帰ってくると気持ちがひるみます。という訳で、まだ何人かの方とは連絡が取れていません。

 

卒業生の仕事紹介も取材できていないまま、ブログも開店休業状態です。

今回も私自身が取材してきたものではありませんが、セクシャルハラスメントについての判決があり、被告となって国が控訴を断念した事件の紹介をします。提訴当時は記事にもなったのですが、判決についての記事はどうだったでしょうか。何社か調べましたが、 次の二社がまだましかな?という感じです。二社を併せて読むと、少しだけ全体像がつかめます。「続きを読む」に入れました。


弁護団は札幌地裁の判決を以下のように評価しました。

・本日、女性自衛官に対する性暴力に関する国家賠償請求事件(女性自衛官人権訴訟)について、札幌地方裁判所民事第3部(橋詰均裁判長)は、原告の主張をほぼ全面的に認める勝訴判決を言い渡した。

1.被害者の言動を評価するにあたり、物理的強制の存否や程度といった外形的な事実に拘泥することなく、被害者の心理など実情を踏まえた丁寧な検討を行なった。具体的には、

? 被害者の供述の一部に変遷や不合理と思われる点があっても、「性的暴行の被害を思い出すことへの心理的抵抗が極めて強いこと」「共感をもって注意深く言い分に耳を傾けないと、客観的事実と異なる説明やもっとも恥ずかしい事実を伏せた説明をしてしまうことはままある」「本事件に関する原告からの事情聴取は、もっぱら男性上司や男性警務隊員によって行われており、原告が性的暴行を冷静に思い出したり、記憶を言葉で説明することができなかった可能性が高い」等と指摘した。


? 本件現場、組織の特性として、「隊内の規律統制維持のため隊員相互間の序列が一般社会とは比較にならないほど厳格で、上命下服の意識が徹底した組織」であることを明確に判断したうえで、原告が「上位者である加害者に逆らうことができない心境に陥ることが不自然ではないと判示した。


2.被害者に対する保護・援助の点では、職場の法的責任につき、?被害職員が心身の被害を回復できるよう配慮すべき義務(被害配慮義務)、?加害行為によって当該職員の勤務環境が不快となっている状態を改善する義務(環境調整義務)、?性的被害を訴える者がしばしば職場の厄介者として疎んじられさまざまな不利益を受けることがあるので、そのような不利益の発生を防止すべき義務(不利益防止義務)を負う、と事後の配慮義務について積極的かつ具体的な判断基準を示して、それに対する違反があったとしたと認定した。


3.慰謝料580万円が認容され、判決はその内訳を性暴力200万円、その後の保護・援助の不作為300万円とした。性暴力後の対応に多額の慰謝料を認めたことは、性被害の実態の捉え方(2次、3次被害の苦しみの大きさ)、被害者の所属する組織の責任の重大さを示した点で重要であり、賠償水準の引き上げにも寄与した。

 

セクハラ裁判は時間がかかるし、原告が二次被害にあうこともあって、ハードルの高い裁判です。原告となった女性が、よくぞ訴え出たとまずここから感服です。しかし、勝ったとはいえ何と賠償額の少ないことよ。


ここで思い出しました。確かアメリカのトヨタで、かなり地位の高い人がセクハラで訴えられ、巨額の賠償金を要求されたことを。早速調べてみました。ウイキペディアからの引用です。私の脳みそが覚えていたくらいだから、当時かなり記事になっていたはず。多分これに関して記事の内容に捏造はないと思います。今考えると、記事を抑えるのにトヨタはどれくらいお金を使ったか?も知りたいですね。


トヨタ自動車のアメリカ法人である北米トヨタ自動車の元社長秘書が、2005秋、同社の社長兼CEO(Chief Executive Officer、即ちトップということ)大高英昭から出張先のホテルの部屋や公園で体を触られるなどのセクハラ行為を受けたというものである。この元秘書は51ニューヨーク州地裁に、同社長と北米トヨタ、トヨタ自動車本社を相手取り、懲罰的損害賠償を含む総額19,000万ドル(当時の日本円換算で215億円)の支払いを求める訴訟を提起した。

同社長は訴訟を受けて、「裁判では全面的に嫌疑を晴らせると期待しているが、社長にとどまることは結果的に会社の利益にならないと判断した」としてまもなく辞任し(会社による事実上の更迭)、6月下旬に別の子会社のダイハツ工業関東自動車工業監査役への就任の内定も取り消された。訴訟自体は、同年84に非を認めた会社側と被害者の間で巨額の和解金により決着している。

(
巨額ってどれくらいの額なのでしょうか?えー、これって回りまわって、消費者が支払っている図ではないでしょうね!)

 

では、今日はここまで。

 

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