嶋川センセの知っ得社会科ー女性のためのお仕事相談室ー

女性が働き続ける上での様々な情報を提供し、また仕事上の様々な問題を共に考えます。

2011年04月

なんなんですか?

震災・津浪・原発のTVで、ことある毎に出てくるのは男ばっかりではないですか。

NHK「被災地は訴える」の出演者も全員男性。


大きな避難所で、支配(
(善意だから厄介)しているのは圧倒的に男性のようです。避難所でのリーダー会議の様子とかをTVで放映していますが、集まってくるのは男性ばかりです。案の定、こういうことが起こっています。

「女性は炊事を担当してください」。被災したのは男性も女性も同じ。家の後片付けに行っても炊事があるから早めに避難所に帰らなければならない。発電機の使用の権限を持つのは男性。「間仕切りをしてください」の要望に対して、男性リーダーは「団結が崩れる」からと、間仕切りをするのを嫌がるそうです。毛布を被って着替えをすることに慣れてきた自分が怖いと被災した女性からのメールです。(連休中に大勢のボランティアが入っています。TVで、さっさとダンボールで間仕切りを作っている避難所を紹介していましたが、外部からの方がかえって因習?に囚われていない分、やり易いかも。メールを配信した女性のいる避難所だったかもしれませんね。)

さあ、今回も言います。「脱原発と女性の登用」です。従来の価値観を根底から変えない限り、日本は再生できません。これは、今から報告する「エントロピー学会」でも感じました。エントロピー学会はまたの名を「反原発学会」と言います。2日間にわたって同志社大学で開かれました。特に感想文を求められなかったのですが提出してきました。「女性の視点を今後の方針に入れてください」と。2日間に全部で8人の講師が話されましたが、全員男性でした。原発に反対しているNGOのリーダーには、女性もいます。そういう人も呼んでほしかったね。



では、デモの報告からです。デモは初めてという友人2人と、労組のデモは何度もの友人と4人で行きました。大阪の淀屋橋市役所横から難波まで行進。2000人が集まりました。初めての友人は「原発反対」と叫んでストレス発散したそうです。おまけに赤信号無視で車道を歩くこともできました。また行くそうです。布に小さい人たちの描いた絵を貼り付けました。44歳児と22歳児の絵です。

「原子力発電所」については、合計3日間学びました。

新聞やTVで盛んに報じられていますから、一億全員原子力専攻の学者状態ですけれど。

日本の原子力推進の先頭に立ってきたのは、東大工学部原子力工学科に学んだ人たちです。東大の教授になったり、原子力保安院や東電で働いたり、原子力安全委員会の委員になったりの方々です。


なぜ原子力発電を是とする政策に邁進したか?その裏は「アメリカ核戦略の一環に被爆国の日本が、嫌悪感を持たずに参加することができるように、原子力の平和的利用という方法をとった」というアメリカのふか〜い戦略の一環らしいですね。東海村へ原子力発電所を初めて導入したのは中曽根康弘元首相です。これは、エントロピー学会でも話されました。
このことを含めて政治的策略の話は、初めて聞くことが多かった。


「原子力発電がなくなっても、電気はまかなっていける」という意見もあれば、東電が原発事故直後に計画停電をしたこともあるし、何がホントなの?
(今は計画停電は実施されていません。計画停電という方針を出したのは、原発必要を強く印象付ける意図があったとか。でも、計画停電中はまだ寒かったしね。)

情報が錯綜しているから、自分で見極めなければ…。

ということで、学んだことを自分なりに納得してから報告します。


エントロピー学会で、現在日本にある54
54基の原発がどうなっているのかの資料をもらいました。これは同志社大学和田喜彦教授のゼミでまとめられたものです。資料で配られてのですから、ブログで紹介することを「和田先生、了承ください」。

まずは、現状から。

今日は2つの原発を紹介します。古い順です。「続きを読む」を見てください。

(このペースで紹介していたら何ヶ月、何年かかることやら。その間に新たな事故が起きませんように。)

では、今日はここまで。


 

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ブログに書くべきこと溜まってきました。その前に一つ。今後このブログの最初にいつも同じ語句を入れます。

≪脱原発と女性の登用≫

(人災である原発に関しての政府関係者やマスコミに登場する有識者・関係者。天災である地震・津波に関しても同じ。さらには『日本は強い国』とか『日本の団結力』とかを発する競技者やタレントは全員男性です。女性は銃後の守りか、バリケードの後ろでおにぎり握っとれの時代と同じではないですか!以前から朝日新聞「オピニオン」欄の男女比について疑義を持つ私には、今回の人災の「福島原発事故」の教訓は、☆脱原発&☆女性の登用(表現変えるなら男性撤退。この際女性に任せなさい)以外に、日本が生き残る道はないと考えます。だから、いつも同じ語句を!☆脱原発&☆女性の登用


では本題。労働問題から1点。

*京都大学の図書館で遡及入力の仕事をしていた有期雇用の二人が、5年の任期にもかかわらず4年で雇い止めになったことを訴えた裁判の判決がありました。331日、京都地裁です。傍聴に行きました。裁判長の一言「棄却」、1分で閉廷です。「判決理由を読んでください」の傍聴席からの要望にもかかわらず、あっという間の裁判長退場でした。


判決文は、その後の集会で弁護士から紹介されましたが、さらに唖然!

原告の2人が感想を書いています。原告の文章は、いずれも深い洞察に満ちた文章です。判決文はこのサイトです。p34からが裁判長の本音です。
http://bit.ly/g1aHQN


原告の文章は、
http://extasy07.exblog.jp/m2011-04-01/ にアクセスしてください。


集会で私は質問しました。「二人の仕事は、補助的でしたか?」「はい、補助的だと思います」「職務評価をやってみませんか」「やります」。

このような遣り取りの一週間後に、原告が営業している京大正門の外側にある「くびくびカフェ」で職務評価をしました。当日は入学式で、「京大入学式」と書かれた立て看板の前で、親子の記念撮影が行われていました。

裁判長は原告
2人が非正規の職を選んだのは彼らの人生観にあると言いました。「京大出身の原告たちは、正規の職に就くこともできるのに!」。新入生と彼らの何年か前の姿が重なりました。


原告たちの遡及入力の仕事というのは、非常に専門的知識の要ることが、職務評価をする中で、次第に判明してきました。「入力」と聞くと、パソコンにデーターを打ち込む作業と思いますが、「遡及」というのがなかなかややこしい作業なのです。京大には沢山の蔵書があります。新しいものから古いものまで。蔵書のデーターベースは世界共通で作成されているそうです。そのデーターベース
(DB)に、京大の蔵書が正しく入力されているかどうかをチェックします。「もし」されていない場合は新たに蔵書目録を作成します。「もし」というのは、されているかもしれないのです。

日本語でもとても長いタイトルの本がありますよね。例えば今私の手元にある本の表紙には『スウェーデンとオランダに学ぶ
(横書き)』『人を大切にする社会システム(縦書き)』と二つのタイトルが記載されています。奥付には『スウェーデンとオランダに学ぶ人を大切にする社会システム』とあるので、タイトルはこの二つを足したものだと分かります。でも、これが古書で、ラテン語だったらどうでしょうか。DBには片方しか書いていない場合もあります。この場合、DBにヒットしないから新たに蔵書目録を作らなければと判断してはいけません。ラテン語であれ、何語であれ、どれがタイトルで、サブタイトルで、著者名で、出版社で、第何刷かが理解でき、DBにあるのが、この本なのか、他の本なのか判断しなければなりません。京大の蔵書は、東大に次ぐ膨大なもので、大学の中でも権威があるとされており、失敗は許されないとのことです。古書はかび臭く埃もあります。古本屋さんって独特の臭いがしますよね。パソコンの画面をずっと凝視する作業です。

これらを職務評価の
4項目≪知識・技能、責任、負担、労働環境≫に照らし合わせて評価すると、とても補助的な業務ではないほどの高得点になりました。原告2人も「補助的な仕事ではないね」と再認識でした。この仕事を非正規がする仕事であるのが、そもそも間違っているのです。でも、彼らが解雇されても、直ぐに代わりが見つかるというのが「高学歴ワーキングプア」の象徴的なことでもあります。

もう一つは、最高裁で画期的な判決が出ました。上級審へ行くほど、労働者にとっては厳しい判決が続いています。身近なところでは、上記の京大図書館であり、試用期間中に解雇された日本基礎技術の本田さんの敗訴です。
http://blog.livedoor.jp/futoukaiko/


長くなるので新聞紹介に止め、「続きを読む」に入れました。上級審の久し振りの「弱い者」の立場に寄り添った判決です。

では今日はここまで。

次回は原発についての集会とデモの報告をします。

 

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客観的資料に基づき、決して感情的にならず、冷静沈着な内容を目指しています(?!)。しかし、今回は浅薄とは思いつつ、怒りでブログを更新してしまいました。


なんという硬直化した組織でしょうか!
(組織の動き方は、自分が経験した職場でからしか判断できませんから、原発事故「こんなことはあってはならないことですが…」のようなことがあらば、私が働いていたの場合はどのように動くだろうか、と想像出来できますが、東電の行為は全く私には理解できません。)


東電が
331日付けで政府に提出した次年度の「電力供給計画」には福島原発の7・8号機の建設が盛り込まれていたとNHKが放送しました。詳細は「続きを読む」で

 

東電では、事故対応をしている部局と、この計画書を策定する部局は全く別物なのでしょう。全体的にものごとを考える人(組織)は東電には存在していないのでしょうか。前々回のブログで、東電の社長と原発現場の作業員の職務評価について書きましたが、この場合は、職務評価の4項目≪知識・技能、負担、労働環境、責任≫の内の知識と責任は、東電の社長には必要ないということが明らかになってきます。


巨大で尊大で硬直化しているとしか考えられない東電の組織、取締役とかの幹部たちに、
3月分の給料は支払われたのでしょうか。こんな計画書を出すのだから、この原発事故に対応している部局と、給料を支払う経理部は全く別組織であり、当然従来通りの給料が支払われたと考えるほうが妥当でしょう。高濃度の放射能が検出されている地区の酪農家が搾乳を捨てている場面も放映されています。月160万円の損失だそうです。この人たちには何ら補償費用は支払われていません素人目にも取り返しのつかないこの状況は、原発が当然の職場では、まだ何とかなるの状況のようです。


明日は京都で、
416日は大阪で反原発のデモがあります。福井原発に近い滋賀県は?
「反原発」と言うと、「それでも原発に依存して生活しているからなぁ〜」と返されてしまいます。本当に原発でしかこの生活は維持できないのでしょうか。そこで9日に原発の学習会があるのをネットで発見しました。詳しくはこのサイトを見てください。

http://www.jca.apc.org/mihama/index.html

頑張って学習したことを次回のブログで報告します。

では、今日はここまで。

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