嶋川センセの知っ得社会科ー女性のためのお仕事相談室ー

女性が働き続ける上での様々な情報を提供し、また仕事上の様々な問題を共に考えます。

2012年06月

大飯原発再稼働決定の歴史に残る後悔の日!&女性知事の孤独

大飯原発再稼働を政府が決定しました。『歴史に残る日!日本がまたしても間違った道を選択した日』となりました。
滋賀県の嘉田知事が「再稼働容認」の発言をしました。大阪の橋下市長はいずれ変節するだろうと思ってましたが、嘉田知事の態度の変化、これを滋賀県議会は「豹変」と表現しました。
今までの男性が権力の座に圧倒的多数で就いていたときの常識に風穴を開けてくれるかと期待したのですが、なかなか抗いがたかったようですね。下の記事からも分かるように脅迫されていたそうです。当然、このようなことは予測されてはいましたが、男社会の結束には所詮お仲間には入れて貰えなかったから、一人では踏ん張れなかったということでしょう。孤立無援でここまでよく頑張ったね!という気持も、嘉田さんだから最後まで「再稼働反対」と言ってもらいたかったという思いの両方があります。でも、嘉田さんが、最後まで頑張ったら、関電は停電をするでしょう。なんせ一切の情報を出さず、手の内は全て関電が握っているのですから、嘉田さん一人を潰すくらいは簡単でしょう。

こうなったら、国連の女性差別撤廃委員会へ提訴したい気分です。

さらに、国からの社会資本交付金が滋賀県には最低の交付率であったことも、下の記事から分かりますが、これも嘉田さんが、関西広域連合の国出先機関対策委員会委員長と広域環境保全担当を務めているからとの指摘もあります。要は、たった一人の女だからいじめやすいということでしょう。
 

先日「家族史とジェンダー」の研究会に参加し、女性が男性と対等に渡り合えない根本に何があるかを話し合いました。「家父長制」の声が多数でしたが、これを由とする前に、私は教育の果たしている役割が大きいと思っています。
また、大飯原発を再稼働しないと「停電になるよ」と関電や国から脅かされたとの発言に対して、「あれは不適切でした」と先に謝罪しました。嘉田さん流の敵を少なくする方法とも、弱腰とも取れる方法ですが、「先手必勝」の方法こそ身を守るとお考えのようですね。離婚の記者発表も然りでした。

記事は「続きを読む」にあります。
今日も労働問題を離れましたが、女性問題には関係しています。
では。今日はここまで。

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労働組合点描&女性登用

さわやかな5月も、天候不順でした。大飯原発が、再稼働の包囲陣にじりじりと攻め込まれ、再稼働寸前です。暫定的とか大飯原発だけ稼働とかの争点は、本質から外れていると思います。地震大国日本での原発は、ゼロか稼働かの選択しかなく、原発の数の問題ではありません。例えるなら、ロシアンルーレットです。弾数が少なければ、当たる確率は低くなりますが、弾が命中すれば命はなくなるのです。


東電の体質が変わらないのは、経営陣だけでなく労働組合も同じようです。

「裏切った民主党議員には、報いをこうむってもらう」。東京電力労働組合の新井行夫・中央執行委員長は5月29日、愛知県犬山市であった中部電力労働組合の大会に来賓として出席し、そうあいさつした。「脱原発」をかかげる民主党政権のエネルギー政策などに、支持団体トップが不満を示した発言。中部電労組の出席組合員約360人からは、どよめきが上がった。新井氏は東電の福島第一原発の事故について「(東電に)不法行為はない。国の認可をきちっと受け、現場の組合員はこれを守っていれば安全と思ってやってきた」と述べた。事故後の政権の対応を踏まえ、「支援してくれるだろうと思って投票した方々が、必ずしも期待にこたえていない」とも語った。
2012530朝日新聞朝刊)


男性正社員が中心の労働組合の限界は度々このブログで書きましたが、この人たちの目を覚まさせる方法はあるのでしょうか?
女性を排除し、命を粗末にし、企業だけに忠誠を誓い、哲学を持たない労組。男女賃金差別の原因であるコース別の賃金表を、経営者と同意したのは労組です。


「変革」を掲げて、今月15日に就任したフランスのオランド新大統領は、16日、新内閣の閣僚34人を任命しましたが、男性と女性を半数ずつ起用しました。オランド大統領は、選挙戦で、男性、女性という性別による不平等を解消していくと訴えました。自由、平等、博愛を掲げるフランスですが、現実には性別による差別があると指摘されています。例えば、同じ内容の仕事であっても、女性は男性に比べて賃金が低く抑えられていると言われます。このため、オランド大統領は、男女の平等を推進するため、まず閣僚を男性と女性で半数ずつにすることを公約に掲げ、さらに、格差の解消に取り組むため、女性の権利を担当する閣僚を新たに設けることも約束しました。
(NHKwebニュース518
)


NNA(ヨーロッパン経済ビジネス情報の新聞)からドイツの記事です。

≪独金属産業、派遣社員の賃金格差是正で合意≫

ドイツ最大労組である金属産業労組IGメタルは22日、派遣社員と正社員の賃金格差是正に向け、業界団体である人材サービス業者全国使用者連盟(BAP)およびドイツ労働者 派遣事業協会(IGZ)と業界賃金補完契約の導入で合意したと発表した。それによると、派遣社員には今後、正社員との賃金格差を補完するための特別手当が支給される。支給額は就業6週目から給与の15%、3カ月目からは20%と段階的に増額され、最大で50%まで補償される仕組み。支給額は月額6211380ユーロに上る見込み。 IGメタルは、賃金格差は残るものの「同一賃金」に向けた大きな一歩と評価。一方、 フォンデアライエン連邦労働社会大臣は、今回の動きを他業界でも採用するよう求めている。


民主党政権が実行したのは原発再稼働だけのようになりそうな状況です。せめて、労働者派遣法を労働者側の立場で改正、せめて女性差別撤廃条約選択議定書を批准、してほしかったですね。フランスやドイツとなぜこうも違うかと考えさせられる記事でした。

では今日はここまで

 

 

 

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