嶋川センセの知っ得社会科ー女性のためのお仕事相談室ー

女性が働き続ける上での様々な情報を提供し、また仕事上の様々な問題を共に考えます。

2013年04月

じぇじぇじぇ!朝ドラではないけれど、ナニ?
夕方7時のNHKニュース、水俣病患者認定の最高裁の判決が一番最初に放映、というのは理解できるし、ボストンマラソンの爆破事件も分からなくはないけど、大飯原発再稼働差し止め訴訟の大阪地裁判決が、「活断層ではない」という理由で敗訴になったニュースが、なんで山形で護送中の受刑者の逃亡事件よりも後に放映されるのよ。
なんで、地質学者が活断層の可能性が高いと言っているのに、関電側の主張「地滑り」の意見を採用するのよ。
司法も地に落ちたね。最初にこのニュースが放映されなかったのは、余りにお粗末な判決で、控訴審でもっと真面目にやれ!という意味合いなのかなと深読み?浅読みしています。
司法は「地に落ちた」を完全に裏付けました。私が傍聴した非正規労働者の解雇、男女賃金差別の判決で、かなり落胆させられてはいますが…。
そうか、司法が、権力の言いなりは、この高名なる最高裁長官が証明済みなのだった。その判決とは、砂川事件です。

毎日新聞によると、≪砂川事件とは、1957年7月、東京都砂川町(現立川市)の米軍立川基地に、基地拡張に反対するデモ隊の一部が立ち入り、7人が日米安全保障条約の刑事特別法違反で起訴された。東京地裁は安保条約に基づく米軍駐留が憲法9条に反するとして59年3月に全員を無罪としたが、検察側は高裁を飛ばして最高裁に上告(跳躍上告)。最高裁大法廷は同年12月に1審を破棄した。差し戻し審で7人の罰金刑が確定した。

ついでに、高校日本史の資料集の解説を見ると、≪1955年、立川基地の拡張に反対する東京都下砂川町の住民は、反対同盟を結成して町ぐるみで反対運動を展開した。とくに女性たちの積極的な姿勢は運動の原動力となった≫とあります。
女性に言及しているとは感心!感心!沖縄の普天間基地を、辺野古を埋め立てて移設することに反対して先頭に立っているのも女性、上関原発建設で反対の先頭にいるのも女性です。
やはりここでシュプレヒコール!「反原発と女性の登用」。
横道にそれました。で、権力に迎合したのは田中耕太郎長官。詳しくは「続きを読む」で。

一審を破棄したのは、アメリカと日本政府の意向を受けた田中長官の密談の結果だったのですね。田中長官が一審破棄の考えを持っていたとしても、他の裁判官に介入してはいけません。(今、毎日放送の【TODAY】を見ながらこれを書いていますが、スポーツの前、ニュースの最後でようやく大飯原発の判決が触れられました。)



前回のブログの続きです。そう、教育です。今回は、日本の教育ではなく、ドイツの小学校を紹介します。

日本の文部科学省統括の中央集権型教育と違っていると思いますから、ドイツ中の小学校が同じとは断定できません。ドイツバイエルン州の小学校一年生の教室です。学校あげての「詩の朗読会」があるので、各クラスから1人代表を出すことになったそうです。各クラス、出たいものが名乗り出る。クラス児童の前で詩を読む児童が投票して代表者を決める。
で、選らばれたのは、特にドイツ語が堪能な子どもではありませんでした。親の片方が日本人なので、ドイツで暮らしているけど、読むのは日本語の方が得意という子どもです。だから、「上手」という観点だけで選ばれたとは思えません。以前、TVで見た中国の小学校の学級委員を選ぶ番組では、お菓子とかの賄賂が横行していましたが、そういうことは一切なし。その辺に居る普通の子どもです。


さて、日本の教室とどこが違うでしょうか?

日本なら、それがクラス代表、全校あげての行事なら、まず先生が選ぶでしょうね。出たいものだけが名乗り出るということもしないかも。

小さい頃から、自分たちで決めるという積み上げが、大人になっての行動や考えの違いで出てくるように思いました。日本の小学校で、クラス代表を先生が決めるのが当然、その結果が、日本の現状を作っていると言えば、ちょっと飛躍しすぎでしょうか。

では、今日はここまで。


 

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昨夜放映のNHK放映の≪女のサバイバル術≫で覚えたことを最初にひとつ。

企業の上層部が女性の能力を発揮してして貰おうとしても、女性の直接の上司である課長とか中間管理職の頭が硬く、「女性は子育てが本分、仕事は補助で結構」なんて考えている人たちを粘土層って呼ぶのだそうです。その心は?「下に浸透しない」ですって。

新聞から引用します。
こんな深い絶望ともいえる言葉を、原発で追われた人に言わせてはいけません。

≪原発と私と私たち『終わったと言われるけれど』≫この2年で、日本人って楽に生きたい人たちなんだと思えるようになりました。変えたほうがいい、こうならなきゃいけないって、本当はみんなわかっている。でもそれは大変。問題が山積みでも、自分の周り半径5メートルが幸せだったらいいんですよ。遠くのことには目をつぶってしまう。』朝日新聞耕論 福島県南相馬市在住の高村美晴さん。

この記事を読んで、反省しました。ブログの更新がなかなか出来ないのは、世の中に理不尽なことが多すぎるからだ…、なんて言い訳してました。理不尽でやり場のない怒りで日々暮らしている人からは、なんら行動もせずなにを甘えたことを言っているのだと叱られているのです。

で、私の筆を鈍らせている沢山ある懸念事項のうちの一部ですが、

憲法改正を本気で自民党はする。そりゃ、憲法の条文に対する考えは様々です。しかし、自民党のやろうとしている改正(改悪)は、戦前の憲法に回帰することです。どうして68%もの人が…(絶句!)将来に禍根を残すことになる参院選での選択をするのでしょうか。衆参両議員で与党が同じだったら、二院制の意義ってナニ?ねじれも埒があかないし、うーん。

今朝の京都新聞

≪参院線世論調査―ねじれ解消期待68%≫夏の参院選に向け、日本世論調査会は330日、31日に全国面接世論調査を実施した。参院選の結果、与党が参院でも多数を占める衆参両院のねじれ状態が解消する方がよいとの期待が68%に上り、憲法改正に賛成する議員が衆参両院でそれぞれ23以上を占めて改憲の発議が可能になるよう望む回答が65%に達した。≫

日本の憲法の、特に女性の権利について草稿を書いたベアテ・シロタさんのことはこのブログでも書きました。

http://blog.livedoor.jp/letchma11/archives/2013-01.html

あの世でベアテさんが歯ぎしりしていそうです。

沖縄の基地返還。普天間基地と嘉手納基地より南にある関連施設や区域基地を返還する条件は、普天間基地を辺野古に移設することです。返還の目処は2024年以降またはその後。これって、基地返還は、すべて日本の行為にかかっているんだぞ、返してほしければ言うこと聞け!の構図です。前提がそもそも違いますよね。米軍基地は沖縄から出て行ってというのが沖縄の希望です。

解雇の金銭的解決が、いよいよ法制化されるかもしれない。

日本の労働者の特徴って?と尋ねれば、「過労死」が一番に上がるでしょう。「どうしてそこまで企業に忠誠を尽くすの?」。それは終身雇用だからです。私が今、支援している裁判は、非正規労働者の解雇です。このブログでも紹介した龍谷大学助手の雇い止め裁判の原告も、ある日突然に、大学から「この部署は閉鎖することになったから更新はなし」と言われました。正規だったら、他の部署へ異動します。日本の正規雇用労働者を解雇するときは(一応建前、法的には)、企業はあらゆる努力をしなければ解雇できません。その努力の1つが、まず非正規労働者から解雇して、正規労働者の雇用を守りなさいというものがあります。だから、定年まで雇用を保障してくれる代わりに、全人生を企業に捧げる、これが過労死の構図です。金銭的解決は、これをばっさりと斬り捨てるものです。

(とっくに、この終身雇用は破壊されていますが)。どういうことかは記事を見てください。『続きを読む』に引用しておきます。文中に、【欧州では、裁判で解雇が不当だとされたとき、賃金の1〜2年分の補償金を払って雇用関係を解消する「解雇の金銭解決」という制度がある。】とありますが、欧州に過労死の言葉はありません。そもそも労働者の権利には雲泥の差があるのです。



今の政権が実施している、またはしようとしている政策にどれだけの人が納得しているでしょうか?

東京在住の友人が「東京へオリンピックを誘致するのに賛成の人が東京都民の7割と報道されているが、私の周りには誰も賛成している人はいない。どこで調査したのか?」と言ってました。私もご近所さんと井戸端会議をしますが、誰一人原発再稼働賛成の人っていません。ご近所さんなのだから、同じ意見の人たちとだけつるんでいるのではありません。

今、この国を動かす力を持っている政界財の人たちが、国民の大した抵抗も受けないで、見事に目論みに合致した政策を打ち出せている最大の理由はなんだと思いますか?

それは「教育」です。そういう意味では、明治政府の「国家100年の計は教育にあり」は、自民党で見事に実を結びつつあります。どうして、私が「教育」というのかは、次回からおいおい説明します。現場を知っていたから、具定例をあげてね。
長くなるので、今日はここまで。


 

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