嶋川センセの知っ得社会科ー女性のためのお仕事相談室ー

女性が働き続ける上での様々な情報を提供し、また仕事上の様々な問題を共に考えます。

2015年07月

労働者派遣法の審議が参議院に移りました。

衆議院を通過した「安保法案」を、例えれば「すべての道はローマへ通ず」的に、「すべての道は安保法へ通ず」と考えると、労働者派遣法の改悪も納得が行きます。

衆議院の自民党議員の中に、少しは心が痛む議員もいるかと想像していましたが、法案が可決された直後に「拍手」が起こったと報じられていました。
「中国とか攻めてくると、やはり日本も」と安保法
を容認するかのような市民の声も報道されていますが、そして今もBSプライムニュースで維新の議員が「具体的にどんな脅威があるかを政府が国民に示してくれれば、国民も納得するのではないですか」と言ってますが、なんか騙されていませんか?

今回の戦争法は、アメリカの要請があれば自衛隊は出動するという法律なんですよね。アメリカがなぜイラクに侵攻したのか、南米のショックドクトリンの狙いは何であったのか等々、マスコミももっと説明するべきです。正義の戦争、その正義は誰の正義かをよく見極めなければ。イラクに侵攻したアメリカの、誰が最も儲けたかを知りたいです。

NHKEテレ「女たちは平等をめざす」の放送を見ました。
均等法と労働者派遣法がセットで成立し、それが女性の地位の向上に寄与したのではなく、現在の
2000万人とも言われる非正規労働者、その7割が女性という状況のスタートだったということを識者が述べていました。
1995年の日経連「新時代の日本的経営」、規制緩和も、教育基本法改正(改悪)も、何もかもが、安保法制に繋がって行く道筋だったです。

戦争法制の陰に隠れて、着々と進んでいく労働者派遣法、参議院でも、法案が成立したら拍手が起こるのでしょうか?参議院での
情報が入ってきたら報告しますが、派遣労働者の声が下記のサイトで読めます。さらに増えています。
http://haken.hiseiki.jp/documents/enquete.html

医師兼灌漑用水路総監督として、多くのNGOが離れたアフガニスタンの地で活動しておられるペシャワール会総院長中村哲さんのことばをお借りします。


欧米では預言者を揶揄することが流行り、それが表現の自由であるとされました。世界全体が、露わな暴力主義と排外主義の毒に侵されて行くように思われました。利権を主張して弱者を圧するのが当然のように言われ始めたのです。このような世界をためらいつつ歩んできた日本もまた。良心の誇りを捨て、人間の気品を失い、同様に愚かな時流に乗ろうとしているように思えます。先は見えています。アフガニスタンを破壊した同盟者にならないことを願うばかりです

では、今日はここまで。

毎週月曜日の朝日新聞に、俳句と短歌が載ります。「朝日歌壇・俳壇」です。

今週私が気になった短歌は3首です。

わたくしはハローワークで働きたいくらいハローワークに詳しい
粛々とお上のお達しこの後は政府批判の歌は載せるな
もしやもし住所なき我の身にさえもかの赤紙は来るのだろうか
 

ハローワークで働いていた、現在「恣意的な解雇」でハローワーク()を被告に裁判中の原告を思い浮べました。このブログにも登場しています。
この短歌の作者は、毎日毎日ハローワークに通い、パソコンの求人画面を見続けている人でしょうか?非正規労働者に「働く権利」なんかないような経済界と政界の姿勢です。「世界で一番企業が活躍しやすい国」って、「世界で一番労働者に人権のない国」の裏表の関係ですよね。
ハローワーク裁判の原告が、「以前こんなんもありましたよ」と。
「職安にも非正規職員の多くいて 職なき人を今日も助ける」
 

今でも、相当検閲はあるのでは?と思っています。ただ、巷で暮らしている者は知らないから、言論の自由は保障されていると思っているだけでしょう。原発事故で住んでいた土地を離れた人たちに、むごいお上からのお達しがありました。お上の代わりに福島県が出した方針ですが、現在の知事を選んだ選挙民は、こうなること分かっていたのでは!と思います。

この間の詳細が分かるサイトを見つけました。出典が書いてあるので、信頼できますね。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20150523-00045970/



勿論、赤紙は届くでしょう。こういう事務能力は高く、実行力は徹底しています。誰も逃れることはできないでしょう。まず、野宿できる所を限定し、締め出された野宿者は、限定された場所でしか野宿できなくなります。そこを一網打尽に調査し、しかるべき住所を割り当てる。戦時下で初めて、住居政策が全うされるなんて…!

さて、前回のブログの「労働者派遣法」は衆議院を通過し、参議院に送られました。こんなに沢山の声があるのに、「正規への道を拓く法律です」と安倍首相。原発も「アンダーコントロール」と言ったし、その程度の言葉の軽さなんやね。死活問題なのに。
以下、寄せられた声を何点か紹介します。
(紹介するために、切実な声を読み始めたら、どれも重要で私には取捨選択できませんので、下記サイトにアクセスしてください)
http://haken.hiseiki.jp/documents/file/150608_haken-voice-26-2-light.pdf
http://haken.hiseiki.jp/documents/file/150608_haken-voice-other-2-light.pdf

今日から7月。気圧の加減か、今一つぱっとしない体調です。
では、今日はここまで。


 


 



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