いつもは最初にぐだぐだとした私見を書くことから始めるのですが、緊急のお知らせがあるので、まずはそれを読んでください。

最後に「ぐだぐだ」があります。

 

緊急のホットラインのお知らせ

 

<新型インフルエンザの休業についてのホットライン>

休業を余儀なくされて賃金カットになった人はいませんか?

子どもの保育園が開かれなくて、仕事を休まざるを得なかった人はいませんか?解雇になった人はいませんか?

 

以下の趣旨を読んで、電話をしてください。様々な事例を集め、厚労省に実態を突きつけなければ。

 

電話をかける時間のない人は、このコメント欄に書いてください。直接公表されないように設定してあります。コメントは、私のメールに入ってきますので、私から返事を出すこともできます。施策によって、休業を余儀なくさせられる可能性は、冬に再び起きるかもしれません。政府に沢山の声を届けて、自己責任論にならないように要求していきましょう。



日時:6月25日(木)15:00〜20:00
Tel:
 06−6949−1561・1562

趣旨 
5月の新型インフルエンザ発症による休業は、時給・日給で働く非正規労働者の生活を直撃しました。保育所や学校が休みになり、子どもを預かってくれるところが見つからなかったシングルマザーは仕事を休まざるを得ず、その分減給されてしまい、ただでさえ低賃金にあえいでいるところに、さらに大きな痛手となりました。のみならず、仕事を休み続けていることを理由に、解雇されるのではないかという不安の声が、シングルマザーの当事者団体の元に寄せられています。

また、今回の休業は、介護施設等にも及びました。介護現場で非正規で働く労働者にとって、職場の休業は賃金の減額に直結しています。介護現場にはシングルマザーがたくさん働いています。つまり、今回の休業措置によってシングルマザーはダブルパンチを受けたわけです。

労働局は、労働基準法第26条をもとに、「「法令に基づく、強制的な休業決定」か「事業主の責任で独自に判断した休業」か、を臨時休業時の賃金補償の判断基準にしているとのことですが、事業主にも労働者にも周知徹底されたとは言えず、ほとんどの労働者は何の補償もなかったと考えざるを得ません。さらに、インフルエンザを口実にした便乗休業による無給の自宅待機もあったようです。
 また、厚労省は、保育所や介護施設の休所による労働者への特別の配慮を事業主に求める要請を出しましたが、どれほどの効果があったのか疑問です。

 冬季を迎える南半球での多発を受けて世界保険機構は、警戒度を「6」に引き上げました。日本でも、一時の騒ぎは収まったものの今も感染者は増え続け、自治体の危機管理担当者は、秋から冬にかけて耐性ウイルスによる発症の広がりを懸念しています。

今回の休業、保育所等の休業によって減額された賃金を補償させ、今後の事態を視野に入れて、非正規労働者が安心して暮らせる労働条件の確保とセーフティネットの充実を、政府、自治体、事業主に緊急に要請する必要があります。今回の休業によって起こった様々な事態や、困窮、不安や怒りの声を集約していくために、ホットラインを開催します。

 

共催:いこる、しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西、コミュニティ・ユニオン関西ネット

 

≪ぐだぐだ

琵琶湖を遊覧してきました。大商で琵琶湖の汚染を観察するために乗って以来でした。何年前でしょうか。もう古(いにしえ)の感!

今回の乗船は、知り合いのフランス人・日本人カップルが帰国するので、そのお別れ記念のためでした。子どもの将来を考えると、フランスで育てるのがいいと決断したそうです。

 

具体的には医療費、教育費がほぼ無料に近いというのが大きいですね。

 

もう一つの理由としては、フランス人にとって日本で働くということは長期にバカンスを取れないことでもあるのです。たまにお里帰りしたくても、一週間ではね。1ヶ月も休暇を取るには、退職してからになりかねません。

 

でも、フランスの介護制度はこれからだそうです。

フランスの経済学者が来日されていて、この方の話を聞く機会がありました。 ティエリー・リボーさん、1994年よりCNRS(フランス国立科学研究所)所属。日本へは15年前から来ておられるそうで、「もう何回来たか数えられません」と日本語で。最近「フランスの介護」について本を出版されました。フランス政府の委託を受けて介護制度の調査をされているのですが、この本には「フランス政府に対する批判」が一杯入っているそうです。さすがフランス。日本語翻訳はまだ出ていません。

 

フランスはまだ国の介護制度はありません(来年当たり制度化されるとか)から、市場経済の競争の中で、安価で質の悪い介護が伸びてきている。介護労働に携わる人たちの賃金はとても安く、本人がフランス国籍を持っていても、両親が外国人である割合は他の仕事に比べると高い。

 

授業料値上げで高校生がデモし、マクドナルドの進出に待ったがかかる程の権利意識の強いお国柄なのに、どうしてヘルパーの賃金は安いのか?

それは、女性の仕事だから。介護の専門性が定義されていないため誰でもが簡単に出来る仕事だと思われているから。ヘルパーの組織化がなされていないから。

 

昨日、朝日新聞と龍谷大学の共催で、「誰が私たちの面倒をみるのかー介護現場のいま」と題してシンポジウムがありました。(来週の日曜日628日の朝日新聞に詳しく掲載されるそうです。)

 

介護制度のある日本と、介護制度のないフランスに共通する点があることが興味深かったですね。その報告は次回にします。

では今日はここまで。