一月ももう終わりですね。若いときほどには「一年の計は元旦にあり」と意気込まなくなりましたが、「行動を伴った知識」をひそかに誓いました
(ブログに書いて、どこが「ひそか」なんですかね。)
 

「誰か貰ってくれる人はいないかな?」「可愛がってもらうんだぞ」

というセリフ、一体何について話をしているのでしょうか?

愛犬、愛猫、ペットの話?


いえいえ、女性の話です。

先日、小津安次郎監督の映画「晩春」をTVでみました。大学教授の父と結婚前の娘を描いた映画です。父はなかなか結婚しない娘を案じて、友人に相談するのが最初のセリフ。次のが、結婚が決まった娘に父が言うセリフです。


小津監督といえば世界的に有名な人です。ネットで検索すると、「たとえ小品であっても、必ずそこに人生が含まれている」と紹介されています。
人生は男だけかよ〜って毒づきたくなります。違和感あります。

 

世界史でフランス革命を学びましたよね
(念押し!下記の販売について語ってくれた彼女は「授業、忘れてしもた」って言ってましたので)。
フランス革命は市民革命です。しかし、市民に女性は含まれていませんでした。革命当初、女性も革命の担い手としての存在でした。しかし、革命が成功し、革命後の政権争いの中で女性は排除されていきます。


小津監督の、こと女性に対する意識はフランス革命時と変わらなかったのかしら?いつの時代にも「人権」に対する正しい意識を持っている人はいるのだから、影響力の強い人には、なおさら賢さを求めます。

 

でもこういう言葉、割と無造作に使っている人いますよね。若い人なんか「うちの嫁」って平気で言いますものね。「『嫁』のなにが気に障るのか?」って!「主人」というのと同じかなぁ?日本語って、夫婦を呼ぶのにぴったりという言葉、なかなかないことも原因の一つだとは思うのですが…。

 

朝日新聞朝刊に「オピニオン」とう欄があります。そこで「オピニオン」を言っているのは男性ばかり(たまに女性も出ますが、毎回むかつきながら、男女の数を計算していないので、数字で示せないところが残念。)

「女性だってオピニオン持っているんだぞ〜!という言う以前に、ジャーナリストの見識を疑いますね。世の中に鋭いメスを入れるのがジャーナリストの役目の一つなら、男女比を率先して考慮し、お手本を示すのが使命。マスメディアのマスを人権分野で大いに活用してほしいです。

 

さて、今日は卒業生の一人に話を聞いてきましたので、紹介します。

本日の「働く女性」は「販売」をしている人です。

 

アパレル関係の販売です。
雇用形態は契約社員、一年更新。成績悪かったら更新がないこともある。ポジションは店長で、アルバイト店員3人を束ねています。(アルバイト店長もあるとか。)会社は全国展開で出店しています。


週休2日で、社会保険、交通費は保障されています。

(週休の取り方の話をしていると、どうも「裁量労働制」のような感じ。でも販売業は「裁量労働制」という働き方には該当しないはずです。認められているのは専門業種です。商品開発とか、デザイナーならOKですが…。彼女は今の会社の前に、他の会社の「商品開発」の部門で働いていたので、疑問を抱いていなかったのかもしれませんが、明らかに労基法違反です。でも、全国展開の会社だから、法律に裁量があるのかも。いずれにしても調べてみないと)


勤務時間は二交代制で、早番が9時半〜
19時、遅番が11時〜20時半。その間、昼休みが1時間、夕方の休憩が30分。


賃金は月給制で、店長手当てを入れて手取り
23万円くらい。残業代、ボーナスなし。入社して2年目、昇給はなし。(前歴を認められて、一種のヘッドハンティングです。)


年次有給休暇は「多分取れると思うんだけど、周りで行使している人を知らない、何日あるのかも知らない」。
もし年休とかを取りたいとき、賃金を上げてもらいたいときは、何店舗かを管轄・管理している上司に電話で言ことになるとか。しかし、この上司をとてもよく知っているので(彼女を引き抜いた人)、もしこのような要求を言うことになれば「非常に言いにくい」とも。


近々、結婚するが、その時の特別休暇
5日間はもう上司の了解を得ているし、有給だと思う。結婚後も勤めるが、将来子どもを持てば、仕事と家庭の両立は難しいと思う。社長は「3人の子どもを育てつつ仕事をしている人もいるので頑張ってください」と言うが、東京で勤務している人なので、どういう状況で両立できているかの実態を知らないから、予測が立てられない。(親と同居なのか、正社員なのか。)

 

店長とアルバイト店員で構成されている店舗なので、他店の同じ立場の人との密接な繋がりはなく、店長会議で年に何回か出会うくらい。よって、年休とか、昇給とか、労働条件とかを話し合うのを今までしたことがない。

 

話の中で、初歩的な疑問は「年次休暇」についてでした。これは権利なのです。しかし、店長やバイトの人が年休を行使したらたちまち店が回らなくなるというのは、この人員から十分に予測できます。

 

販売が好きなのはお客さんとのコミュニケーションがあるところ。これは遣り甲斐に繋がっている(同じような価格で、同じような商品なら、私は店員の資質で選びます。)

以前、このブログで紹介した「非正規雇用の人を正規にしたアパレルメーカーのワールド」は、正社員にしたことでかかった社会保険料を上回る経常利益を翌年に挙げました。会社が認めれば、それに応えようとするのが労働者です。(労働者にとって、これが落とし穴でもあるのですが

 

一番してみたい仕事内容はバイヤー。ディスプレイは店長の裁量であり、売れ筋をチェックし、上部に上げることもできるので、一店舗の中ではあるがバイヤー的な動きもできるだろうけれど、現状は店舗の運営で精一杯である
(そりゃそうでしょう。この人員で、契約とはいえ店長には責任があるのだから、売り上げとスタッフのことで精一杯でしょう。能力あるし、接客好きだし、経験もある人なのに、宝の持ち腐れです。)


では今日はここまで。