意識は変わりませんなぁ〜!

今、TVで「ガイアの夜明け」を見つつ、このブログを書いていますが、感想はこれですね。

軽自動車に特化して売り出そうとしているホンダと、女性の方が軽自動車を購入するのが多いという定説(疑問もありますが…)に基づき、一足先に改革を進めているスズキの戦略が内容です。

「これからは女性をターゲットにする」という、ホンダの全国販売店店長の戦略会議の光景もありましたが、多分99%は男性。国内軽自動車の販売戦略トップを先頭に、店内改装を相談している光景も男性ばかり。もし、TVに写っていない場面に女性が沢山活躍していたら、どうかホンダやスズキのトップの方々、利用するだけでなく、登用してくださいね。


同じ視点で、もう一点。今日の朝刊
(朝日)の≪原発国家≫の記事のショッキングな見出し。

≪女を恐れた原子力村≫「理論的に話してもわからないし、純情そのもので『こどもを守ろう』というようなことだけですから、かえって怖い」。この文の主語は女性で、これを語ったのは86年のチェルノブイリ原発事故当時の科学技術庁原子力局長・原子力委員であった島村武久さんです。


書き出したら止まらない内容ですが、「女性は感情的に動くことを前提に消費者行動を考えるべし」との記述のあった高校の商業科目の教科書。以前にも書きましたが、オーストリアハプスブルグ家当主のマリア・テレジア
(神聖ローマ帝国共同統治者)を紹介する高校世界史資料集にも彼女に関する説明文は『16人の子どもを産む』という、為政者よりも性に重きをおいた内容だったし、その娘マリー・アントワネットも「美貌だが軽薄」という説明でした。同じ構図ですね。
いや〜!日本はどれだけ沢山の人が犠牲になっても変わりませんなぁ〜!男とか女とかではなく、人権に疎いだけの問題だと思うし、疎いことに男性が多いのなら、とても可哀想な境遇なのです。


さて、今日の本題です。

私が事務担当をしていた龍谷大学特任助手(有期)雇止め裁判の「和解報告」の続きです。前回、弁護団の声明を載せました。何の語句にひっかかるって?私は以下です。

今回の和解内容は、雇用期間が1年にとどまるとはいえ、本件のような非正規雇用の地位確認請求訴訟、特に、初回更新時の更新拒否事案において、使用者側に雇い止めを撤回させ、事実上の「職場復帰」を実現させる内容の和解が成立したことは、非正規労働者に対して厳しい司法判断が続いたり、勝訴判決を得ても金銭解決にとどまり職場復帰を果たせない事例も多いなかで、画期的といえます。

問題点をまとめると

*有期雇用における更新は、効力を持たない。特に初回で雇い止めされたら勝ち目はない。

*雇止めが撤回されたとしても、職場に復帰するのは容易ではない。

*雇止めの理由は特に問題ではない。(嶋田さんは、次回の更新がないと告げられたとき、「あなたに問題がある訳ではない」と告げられています。「仕事の引継ぎをしてください」とも。これって職場は存続しているという意味です。裁判が進むにつれて、嶋田さんの働き方にこそ問題があったのだと変化してきました。)


弁護士のお一人が言ってました。「裁判の経過とともに当局の雇い止めの理由が変化してきた
(上述の三つ目)。こういう場合、職場の同僚の証言「原告の働き方や性格に問題があります」を出して、解雇は原告本人に問題があると変化するものだが、この裁判に関しては同僚からの証言がなかった。稀なケースでした」と。

中国電力で現在係争中の長迫さんも、会社側から「昇進できないのは、彼女に協調性がなく特異体質だからだ」と言い、「そうだ、そうだ」の同僚の陳述を出してきています。以前に書いた「豊中女性センター館長雇い止め」裁判でも、原告の三井マリ子さんへの激しい人格攻撃がなされました。

圧倒的な権力と資金と証拠を持つ企業はいくらでも証拠を捏造し、同僚を裏切らせることができます。「裁判は公平・平等」という理念は、こと労働問題においては全くの絵空事です。(原発も同じ!)

では今日はここまで。