2013年も今日だけになりました。今日の前は昨日、今日の次は明日。今日の連続と思えば、特に思い入れることもないのですが、なんとも不気味な2013年でした。ニュースのトップに得意満面の顔で登場する「特定秘密保護法を採決の前にもっと丁寧に説明するべきだった」などと、一般人としてはとても恥ずかしくて言えないことをにこやかに仰る方は、向かうところ敵なしです。

退職前に勤めていた学校では弓道の顧問でした。確か、近畿大会の会場が当県になるとき、県下の顧問が準備の相談をしました。「的から矢を外すとき、担当の高校生に白い手袋をはめさせては」という意見が出ました。弓道そのものは生涯できるスポーツであり、男女が同じ的、近的なら26m、遠的60mの的を狙う、数少ない男女平等のスポーツです。特に近的は、男女混合で競技することができます。実際の大会では男女別だったので、これだけは解けない謎のままでしたが、個人の筋力の違いは、使う弓の弦の張り方の違いでカバーします。強い張りの弦なら、放たれた矢は勢いよく飛びます。弱ければ、もたもたと飛びますが、的に到達すれば結果的には同じことです。プロが読んだら、叱られるかもしれませんね。雨が降って、飛んでいる矢に雨粒が当たれば、勢いよく飛び出した矢は雨粒をはね返し、のろのろと飛んでいる矢は、雨の影響を受けます。まあ、矢の飛びに影響のあるような雨のときは、試合は中止になリます。しかし、弓道は武道なので、非常にお作法を重んじます。当然、道場に入るときは礼をしなければなりません。礼に始まり礼に終わる競技です。大きな声を出すことも禁じられていますし、ひたすら自分と向き合う競技です。道場には日の丸があります。そういう雰囲気の競技に白手袋?私は反対しました。矢は土が付いていますから、白い手袋が汚れるのに、なぜ素手でなく白手袋をはめさせるのか?何か大きな力が押さえつけて行くような気がしたからです。今年のインターハイでは、白手袋で矢を抜いているのをニュースで見ました。今、満面の笑みを浮かべている首相のことと重なります。「使い方の濫用はしません」と言う安倍さんはいつまでも首相ではありません。法律は独り歩きして、白手袋の次に何を要求するのかと重なります。想定外の独り歩きが戦争へと繋がりました。


さて、前回、特定秘密保護法を次回選挙で廃案にするために、何をするべきかを書きました。その続きです。

自民と公明の暴挙を忘れないために、法案が採択されたことを報じる新聞を身近に貼っておくべしと書きました。他紙は知らないのですが、朝日の朝刊は、毎日誰かのコメントを載せています。3年後の選挙まで続けてほしいですね。次に、何が秘密なのかも分からなくなりますから、法の施行後と前とで情報がどのように変化したかを知っておく必要があります。国レベルの情報公開を素人が出来るのかどうかはまだ調べていませんので、これは市民オンブズマンの活動をしている友人に聞いて、またここに載せます。

毎月2回は更新することを目標にし、90%くらいは守れましたが、内容が労働問題ではなく、原発と特定秘密保護法に向かいました。で、特定秘密保護法がみんなの耳目を集めている間に、とんでもない労働者派遣法が検討されています。来年は、中国電力男女賃金別裁判の高裁判決の持つ意味と、最高裁に向けた活動報告から始めます。少しは基本的人権に配慮した政治になるよう、これからも書き続けるつもりです。来年も読んでください。では今日はここまで。